
にんじんと聞くと「カレーの具」や「野菜ジュース」のイメージが強いかもしれませんが、
実はとてもパワフルな健康野菜なんです。
私はどん底の時に、体調を少し崩して「なんとなくだるい」「肌の調子も悪い」と感じていました。
そんな時、古い本に目が留まり「にんじん生活」をはじめることにしました。
今回はその驚きの効果と、私が感じた体の変化についてご紹介します。
目次
にんじんに含まれる栄養素とは?
にんじんは野菜の中でもトップクラスの栄養バランス。
特に有名なのがβカロテン(ベータカロテン)。
体内でビタミンAに変わり、目や皮膚の健康を守ってくれます。
さらに、以下のような栄養素も含まれています
• カリウム:むくみ予防
• 食物繊維:便通を整える
• ビタミンC:抗酸化作用
※出典:日本食品標準成分表(文部科学省)
注目の7つの健康効果
①目の健康をサポートする
にんじんに含まれるβーカロテンは、体内でビタミンAに変換されるため、視力にとってとても大切な栄養素
なんです。
ビタミンAは「目のビタミン」とも言われているのは、ごそんじでしょうか?
ビタミンAは皮膚や粘膜を強くする栄養素で、免疫力や風邪予防にも期待できるビタミンなんです。
目の網膜で光や色に反応して、視覚情報を伝えるたんぱく質の成分でもあります。
不足すると暗闇での視力低下をひきおこすことから「目のビタミン」とも呼ばれるようです。
②便秘解消に効果的
にんじんに含まれる食物繊維は、腸内細菌の餌となる善玉菌を増やしたたり、便の量を増加させて排便を促す
効果があります。
そのため、にんじんを食べると、腸内環境が整って便秘を改善してくれます。
③美肌効果
活性酸素が増えると、肌の老化やシミ、しわの原因になります。
にんじんには活性酸素を除去してくれる効果があるので、紫外線などからの悪い影響から肌を守ってくれるため
美肌効果が期待できます。
④ダイエット効果
にんじんは低カロリー(100gあたり約41kcal)で、食物繊維が豊富なため、ダイエット効果があります。
にんじんのカロテンは、脂溶性ビタミンのため、油と一緒に料理をすると吸収率が3~10倍アップすると
いわれています。
⑤血糖値の上昇を抑える
にんじんにはでんぷんが含まれていないため、低GIの野菜なのです。
※GIとは、食べ物が血糖値に与える影響を示す指標のことを言います。
そして食物繊維が急激な上昇を抑えてくれて、糖尿病予防になります。
⑥貧血や骨粗しょう症予防
鉄分やカルシウムを含んでいるので予防ができます。
⑦免疫力アップ
βカロテンが粘膜を保護して、ウイルスに強い体をつくります。
私の体験:にんじん生活で感じた変化
私がにんじんを本格的に取り入れたのは、どん底経験の最中で体調不良がきっかけでした。
最初は「とりあえず、にんじんサラダ」という軽い気持ちで始めましたが
1週間ほど経った頃に「朝の目覚めが楽に」なったのを実感。
さらに続けていくと、
• お通じが整ってきた
• 肌がなんとなく明るくなった
• 気分が軽くなって前向きに
そんな変化を自分でも驚くほど感じました。
にんじん1本でこんなに違うのか…と正直、びっくりしたほどです。
続けやすい!にんじん活用レシピ
毎日同じ食べ方だと飽きてしまいますよね。
私がよく作っているのは以下の3つ
• にんじん+りんごスムージー(甘みもあり飲みやすい)
• すりおろしにんじんの味噌汁(風邪予防に◎)
• オリーブオイルで焼くだけグリルにんじん(シンプルにおいしい!)
摂りすぎ注意?1日の目安量
にんじんは体に良いとはいえ、過剰摂取はNG。
特にβカロテンは脂溶性のため、摂りすぎると肌が黄色っぽくなることも。
成人であれば、1日1/2本〜1本程度が目安です。
また、油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
まとめ|にんじんは“毎日の守り野菜”
にんじんは、安価で手に入りやすく、調理も簡単。
そして何より、毎日の体調管理にとても心強い味方になってくれます。
私にとってにんじんは、ただの野菜ではなく「日々を整えるパートナー」のような存在になりました。
あなたも、1本のにんじんから、健康な毎日を始めてみませんか?