こんにちは。
今日は、私がどん底の気持ちに沈んでいたとき、そっと心を包み込んでくれた
“ある小さなアイテム”についてお話しさせてください。
それは、「入浴剤」です。
入浴剤は、心と体の“おくすり”みたいなもの
お風呂に入るだけでも、体はじんわりと温まりますよね。
でも、ただのお湯ではなかなか気持ちが晴れなかった日がありました。
そんなある日、たまたまドラッグストアで手に取った入浴剤を試してみたのです。
お湯に広がる色と香り。
ふわっと立ちのぼる湯けむり
ただそれだけのことなのに、ふっと心が軽くなるのを感じました。
「癒しって、こんな小さなことから始まるんだな」
そんな気づきをくれた瞬間でした。
目次
入浴剤の種類
入浴剤とひとことで言っても、実はさまざまなタイプがあります。
その日の体調や気分に合わせて選べるのも、入浴剤の大きな魅力です。
① 炭酸タイプ(疲れが抜けないときに)
シュワシュワと広がる細かい泡が血行を促して、体の芯まで温めてくれます。
肩こりや冷えを感じる日には特におすすめ。
② 生薬系(冷え性・だるさに)
よもぎ、しょうが、当帰などが配合された本格派の入浴剤。
体の内側からポカポカと温まり、心もじんわりほぐれていきます。
③ ミルク系(乾燥肌・やさしい気分になりたいとき)
とろりとしたお湯が肌をやさしく包み、しっとりとした潤いを与えてくれます。
まろやかな香りに包まれて、お風呂が“癒しの空間”に早変わりします。
④ バスソルト(デトックス・リフレッシュに)
ミネラル豊富な天然塩が体内の余分な水分を整え、
スーッと軽くなるような感覚をもたらしてくれます。
私が癒された、入浴剤とのエピソード
ある晩、気持ちがとても沈んでいて、何もやる気が起きない日がありました。
そんなとき、「とにかく何も考えずに、お風呂に入ってみよう」と思ったんです。
そのとき選んだのが、ラベンダーの香りの入浴剤。
お湯に色が広がり、やさしい香りに包まれていると、
ふと気づいたら、涙がこぼれていました。
誰にも気を遣わずに泣ける時間。
自分を責めなくていい場所。
それが、湯船の中だったのです。
その日から私は、入浴剤を「自分を癒すパートナー」として大切にするようになりました。
入浴剤の楽しみ方
入浴は、私にとって“心の浄化の時間”です。
こんな工夫をすると、さらに癒しのひとときになります。
• お風呂の照明を少し暗くする
• 好きな音楽を流す
• 入浴剤を入れたら、深呼吸して湯気の香りを感じる
心のモヤモヤが静かに溶けていき、また明日へと向かう準備が整っていくような―
そんな時間です。
最後に
落ち込んだ日や、誰にも言えない気持ちを抱えているとき。
ただお湯に入浴剤をひとつ、ポンと入れてみてください。
たったそれだけのことで、
「ああ、今の私、少しだけ優しくなれたかもしれない」
そう思える時間が訪れるかもしれません。
入浴剤は、日常に取り入れられる“小さな癒し”。
どうかあなたの今日が、ほんの少しでも穏やかで、あたたかくありますように。