“でもな”で止まっていた私が気づいた、小さな行動の力

はじめに

「でもな……」

私はこれまで、頭の中でそうつぶやいては立ち止まってきました。

何かを始めたいと思っても、結局「でもな」とブレーキをかけてしまい、行動に移す前に諦める。

そんな繰り返しの中で、時間だけが過ぎていきました。

けれど、ある日ふとした小さな行動をきっかけに、少しずつ変わり始めたのです。

今回は、そんな私の体験を通して 「小さな行動が心を変え、未来を動かす力になる」 というお話をしたいと思います。

 

 “でもな”で止まっていた過去

私はずっと、考えては立ち止まる人間でした。

「人の役にたちたい」「新しいことを学びたい」「収入を増やしたい」

頭の中に浮かぶ願いはたくさんありました。

けれどその後に必ずやってくるのは「でもな」という言葉です。

• 「でもな、今の自分には無理かもしれない」

• 「でもな、お金もないし、失敗したら困る」

• 「でもな、年齢的にも遅いのではないか」

そうやって自分にブレーキをかけてしまい、結局は行動できないまま。

気がつけば、何年も同じ悩みを繰り返していたのです。

この「でもな」の癖は、私にとって慢性的な思考パターンでした。

安全を守るための脳の働きでもありますが、同時に新しい道を閉ざしてしまうものでもあったのです。

 

西野亮廣さんの言葉から学んだこと

私が参考にしたのは、お笑いタレント、絵本作家でありオンラインサロンを運営する 西野亮廣さん の言葉です。

西野さんは、頭の中に不安や悩みの要素が多いと、発想力が生まれにくくなると話していました。

特に収入のことに不安があると、人は行動をためらってしまうのです。

さらに、西野さんは日本人の傾向についても触れていました。

「稼げる人は動く人。稼げない人は考えて動かない人」─ その違いは行動の順番にあると言います。

• 稼げる人:考えるよりもまず行動し、問題が出てきたらその都度改善する

• 稼げない人:あれこれ考えてから行動しようとするため、結局動けない

つまり、収入を増やしたいと思うなら、まず 頭の中の不安を減らし、空白を作ること が重要だと何度も強調していました。

私自身もYouTubeでその話を聞き、「確かに頭の中をクリアにしないと、新しいアイデアも行動も生まれない」と強く共感

しました。

 

小さな行動がもたらした変化

そんな私に変化が訪れたのは、ごくささいな行動からでした。

ある日「今日は車を洗おうかな」とふと思ったのです。

普段なら「でもな、時間がないし」「でもな、面倒だし」と言ってやめていたはずです。

けれど、その日はなぜかすぐに実行しました。

結果はどうだったか。

とても爽快でした。

水で車を流しながら、ホコリや汚れが落ちていくのを見ると、まるで自分の心まで洗われるような気分でした。

終わったあとに感じた「やってよかった」という感覚は、思っていた以上に大きかったのです。

また別の日には、家の中で作業ばかりしている自分に気づき、「外に出て空を眺めてみよう」と思いました。

青空を見上げ、風にあたると、胸の奥がスッと軽くなるのを感じました。

大きな成果を得たわけではありません。

お金になったわけでもありません。

けれど、これらの小さな行動が「気持ちの余裕」につながり、今までとは違う感覚を私に与えてくれたのです。

 

めんどくさいを越える先にあるもの

多くの人は「でもな」の前に「めんどくさい」という気持ちが出てくるのではないでしょうか。

• 車を洗うのはめんどくさい

• 外に出るのはめんどくさい

• 片づけるのはめんどくさい

だからこそ、頭で考えてはやめてしまうのです。

けれど私が気づいたのは、この「めんどくさい」を越えた先に、心の爽快感や余裕が待っているということでした。

行動するまでは確かに億劫です。

でも、一度やってしまえば「やってよかった」という感覚が残ります。

 

小さな行動は心の余裕を育てる

西野さんの言葉にもある通り、お金や収入につながるアイデアは、心に余裕がないと出てきません。

頭の中が不安でいっぱいの状態では、発想力も行動力も止まってしまうのです。

だからこそ、小さな行動で心に余白を作ることが大切です。

• 気になっていた引き出しを片づける

• 近所を5分だけ散歩する

• 好きな飲み物をゆっくり味わう

そんな小さなことでも、行動した瞬間に気持ちは少し軽くなり、頭の中の不安が減ります。

その余白が、新しい発想や行動の源になるのです。

 

読者のあなたへ

もし今のあなたが「何も思いつかない」「結局やめてしまう」という状況なら、どうか大きなことをしようと

しなくても大丈夫です。

まずは小さな行動から始めてみてください。

行動の先に、必ず心の余裕が生まれます。その余裕が、次の挑戦や発想につながっていきます。

私もまだまだ人に言えれる身分ではないですが、「でもな」で止まっていた過去の自分からは一歩進めました。

あなたにもきっと、今日できる小さな一歩があるはずです。

 

まとめ

• 「でもな」という癖は誰にでもある

• 西野さんの言う通り、頭の中の不安を減らさないと発想力や行動力は生まれない

• 小さな行動は心をリセットし、不安を軽くする

• めんどくさいの壁を越えた先に、余裕と発想が待っている

• 大きなことではなく、小さな一歩から変化は始まる

皆様も私のように小さな一歩から始めてみてください。

 

 

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