母を「嫌い」だった私が、ようやく「愛」に気づけた日 〜心の手紙〜

心の気づきと癒し

こんにちは。
今日は、少しだけ個人的なお話をさせてください。

私が人生のどん底にいたとき、心の奥にずっと引っかかっていたものがありました。
それは、「母との関係」です。

今でこそ、
ようやく気持ちに整理がついてきましたが、
長い間、私は「母を嫌い」だと思って生きてきました。

けれど、ある日、心の奥底で何かが変わったのです。
今日は、その気づきの瞬間を、手紙という形で綴ってみたいと思います。

これは、私自身の癒しの過程でもあり、もし同じように親との関係で悩んでいる方がいたなら、
少しでも心がほどけるきっかけになれば、という願いを込めてお届けします。

 

「お母ちゃんへ」

お母ちゃん、元気にしてますか?
そっちの世界に行ってから、もう1年と5ヶ月が経ちましたね。

私は今、新しい土地で何とか暮らしています。
見知らぬ場所、見知らぬ人たちの中で、
それでも少しずつ助けられて、笑える日が増えてきました。

でも、今日はどうしても伝えたいことがあるんです。

 

ずっと、あなたのことを誤解していました

私は、ずっと思っていたんです。
「お母ちゃんは私のことが嫌いなんだ」って。

・兄ばかり褒められて、比べられてばかりだった。
・私の誕生日は、何もしてもらえなかった。
・お願いすると「忙しい!」「お金がない!」と怒られた。

そのたびに、私は心のどこかで「私は大切にされていない」と思い込んでいきました。

だから、お母ちゃんのことをどこかで避けていたし、嫌いになっていきました。
でも、自分が親になってから気づいたんです。

 

私も同じことを、子どもにしていました

子どもを育てるのって、本当に大変。
仕事、家事、心配ごと…。

心の余裕がなくなると、優しくできないこともある。
私も、忙しさに追われて、子どもに冷たい言葉を投げかけてしまったことがありました。

ある日、息子が言ったんです。
「僕と姉ちゃん、どちらが可愛いの?」って。

その言葉を聞いた瞬間、
私は自分がかつてお母ちゃんに言った言葉を思い出して、胸が締めつけられるような感覚になりました。

ああ、私も同じことをしていたんだって。
そして、きっとお母ちゃんも、その時できる限りの愛を注いでくれていたんだって。

 

あの時、あなたに謝れてよかった

亡くなる少し前、まだお母ちゃんが話せる頃、私は勇気を出して言いました。
「ごめんね、私はずっと誤解してた」って。

そのとき、お母ちゃんの目から涙がこぼれました。
私は今でも、あの涙を忘れることができません。

あれは、
ずっと私に気づいてほしかった気持ち、でも上手に言葉にできなかった想いが、
ようやく解放された瞬間だったんじゃないかと思います。

あの時、ちゃんと謝れて、本当によかった。
人生の中で、最も大切な「和解」だったと思っています。

 

今は、心から「感謝」しています

私は、あなたに愛されていた。
ご飯を作ってくれたこと、
寒い日に布団をかけ直してくれたこと、
いつも文句を言いながらも、お弁当を作ってくれたこと。

それは全部、
口には出さなかったけれど、あなたの「愛」だったんですよね。

私は、それに気づかずに生きてきました。
気づくのが遅くなってごめんなさい。
そして、本当にありがとう。

 

毎日、仏壇に手を合わせて

今は、毎日仏壇に手を合わせて、「ありがとう」と伝えています。
お母ちゃんの人生も、きっと苦労ばかりだったんだよね。

子どもを育てるって、本当に大変なこと。
その大変な中で、それでも私を育ててくれたことに、心から感謝しています。

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「お母ちゃんの娘でよかった」

今ようやく、心から言えます。
私は、あなたの娘でよかった。

いつかまた会える日が来たら、笑って話したい。
「いろいろあったけど、ありがとう」って。

それまで、もう少しこっちで頑張って生きていくね。
あなたからもらった命を、大切にしていくから。
愛しています。

 

読んでくださった皆さまへ

親との関係って、本当に複雑です。
「こうしてほしかった」「わかってほしかった」
そんな気持ちを抱えて生きている人は、きっと少なくないと思います。

でも、心の中で少しずつ向き合っていくことで、自分自身の心が癒されていくこともあります。
大切なのは、
「今」から気づくこと、
そして「今」から関係を見直すこと。

もし、私の体験があなたの心に少しでも響いたなら、それだけで、書いてよかったと思えます。
今日も、あなたの心に優しい風が吹きますように。

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