こんにちは。
「笑顔チャンネル」へようこそ。
今回は、「変わりたいのに動けなかった私」が最初に踏み出した “小さな一歩” についてお話しします。
「このままではダメだ」「変わりたい」
そう思いながらも、動けない自分を責め続けていたあの頃
ほんの少しでも前に進みたかった私が、最初にやったことは、意外なほどささやかで、でもとても大切なことでした。
動けない自分を責め続けていた日々
変わりたい、でも動けない。
頭ではわかっているのに、心も体も重くて前に進めない。
そんな自分が情けなくて、イライラして、自己嫌悪の毎日でした。
「私なんて何もできない」「こんな自分はダメだ」
そんな言葉を、毎日自分に浴びせ続けていたのです。
気づけば、心がすっかり疲れ果て、前に進むどころか、立ち止まることさえ苦しくなっていました。
小さな一歩:自分を責めるのをやめる
ある日、ふと思ったのです。
「こんなに自分を責めていて、どうして変われるはずがあるんだろう?」
そこで、私が最初にやった小さな一歩は、「自分を責めるのをやめる」ということでした。
…とはいえ、いきなり自分を褒めたり、自信を持ったりなんてできません。
でも、せめて1日1回だけでも、
「まあ、今日も生きてるだけでいいか」
「何もできなくても、今日一日生きた私、えらいよ」
と、小さく声に出してみるようにしたんです。
最初は違和感だらけでしたが、毎日続けていくうちに、
少しずつ心がほぐれていくのを感じました。
「ありがとう」「できたね」を言う練習
私は、自分で自分を認めることをしたことがありません。
だから、自分に優しくすることすら忘れていました。
そんな時、ある本に書いてあった「自分を褒める習慣をつける」という言葉が、心に残っていたのです。
それから私は、小さな「できた」を見つける練習を始めました。
• 「今日は顔を洗えたね」
• 「ゴミを1個だけでも捨てたね」
• 「朝、布団から出られたね」
• 「ありがとうって言えたね」
本当に些細なことですが、
それを声に出して、自分に「できたね」「ありがとう」と伝えるようにしました。
まるで、自分の中の小さな子どもを抱きしめてあげるような感覚でした。
「変わる」って、無理やり頑張ることじゃなかった
私が思い込んでいた「変わる」って、
• 大きな決断をすること
• 何かを劇的に変えること
• 目標に向かって一気に突き進むこと
そんなイメージでした。
でも、実際には「無理に頑張ること」ではなかったんです。
本当に必要だったのは、
「立ち止まっていた自分に寄り添う勇気」でした。
自分に「もういいよ」と言ってあげること。
焦らなくても、止まっていても、
「それでも大丈夫」と受け入れることが、変化のはじまりだったのです。
最後に:あなたも、必ず変われます
私は、特別な能力があったわけでも、強い意志を持っていたわけでもありません。
むしろ、動けなくて苦しみ、自分を責め続けていた普通の一人の人間です。
でも、“動けない自分”を否定するのではなく、
そっと抱きしめてあげるようにしたことで、少しずつ前に進めるようになりました。
だから、もしあなたも「変わりたいのに動けない」と悩んでいるのなら、
どうか今日から、自分を責めるのをやめてみてください。
そして、自分にこう言ってあげてください。
「今日も生きてるだけで、えらいよ」
この言葉を、あなた自身に毎日届けてください。
きっとそれが、あなたが変わる「本当の第一歩」になります。
一緒に、少しずつ進んでいきましょう。