人生どん底から這い上がった私が実践した「7つの心の習慣」|体験から学んだ再生のヒント

皆さん、こんにちは。

私は昨年、仕事、住まい、人間関係、そして心の健康
すべてを一度に失い、人生で初めて「どん底」と言える経験をしました。

あの頃の私は、何をする気力もなく、ただ時間だけが過ぎていくような毎日。
けれど、そんな中でもそばにいてくれた人たち、そして自分の心のどこかにあった「変わりたい」
という小さな願いが、少しずつ私を前に進めてくれました。

今回は、そんな私が人生を立て直すために実践した「7つの心の習慣」をご紹介します。
どれも特別なことではなく、小さなこと。
でもその小さなことこそが、大きな再生の一歩になりました。

 

① 自分を責めず「今の自分」を受け入れる

私は昔から、うまくいかないことがあると「自分が悪い」とすぐに責めてしまう癖がありました。

そして人生がうまくいかなくなったとき、

その責める気持ちはさらに強くなり、「すべて自分のせいだ」と自分を追い込んでいたのです。

でもある日、

「変わりたいと思っているだけでも、今の自分は充分がんばっているんじゃないか」と気づきました。

そう思えた瞬間、心が少しだけ軽くなりました。

「こんな自分でも、今のままでいいんだ」と受け入れること。それが私の再出発の第一歩でした。

 

② 小さな「できた」を褒めてみる

どん底にいるとき、当たり前のことさえできなくなってしまうものです。私もそうでした。

でもある時から、小さな “できた” を見つけて、自分を褒めるようにしたんです。

  • 朝、布団から起きられた。
  • 水を飲めた。
  • ゴミを出せた。

こんな些細なことでも「よくやったね」と声をかけることで、心の中に小さな自信の芽が生まれました。

それが日々少しずつ膨らんで、前を向けるようになっていきました。

 

③ 助けを求める勇気と感謝の気づき

当時、知人のご夫婦が私を支えてくれました。

生活の相談から心の話まで、どんなことにも耳を傾けてくれたのです。

最初は「こんな自分が人に頼ってもいいのか」と葛藤もありました。

でも話してみると、気持ちが整理でき、アドバイスをもらえたことで心が救われたのです。

今では「助けてくれた人にどう恩返しできるか」を考えられるようになりました。

人に頼ることは、決して弱さではない。それを身をもって学びました。

 

④ ネガティブから「問い直す思考」へ

当時は、「なぜ私だけがこんな目に遭うのか」と自分を責める思考にとらわれていました。

でもある時、「これは何を学ぶために起きているのか?」と問い直すようにしてみたのです。

問いの角度を変えるだけで、不思議と心に少しゆとりが生まれました。

「これは試練じゃなく、人生のレッスンかもしれない」

そう思えるようになったとき、ネガティブな出来事の意味が変わって見えました。

 

⑤ 食べられなくてもまずは「水から」

体も心も疲れ果て、食事が喉を通らない日が続いていました。

けれど「このままでは倒れ

てしまう」と思い、水だけでも飲むように心がけました。

水分を摂ることで、次第に少しずつ食事も摂れるようになり、体力も戻ってきました。

「心と体はつながっている」ことを、身をもって実感しました。まずは水一口。

それが大きな前進だったのです。

 

⑥ 失敗は「人生の授業」だと受け止める

私はこれまでに、多くの失敗を経験してきました。

それらはとてもつらく、時に自分を否定したくなるほどでした。

でも視点を変えてみました。「この失敗は、私に何を教えてくれているのか?」と。

すると、不思議と心の痛みが学びへと変わっていったのです。

すべての経験には意味がある。

そう思うことで、失敗

が自分の一部として前向きに受け入れられるようになりました。

 

⑦ 今は「時を待つ」という選択もある

どれだけ努力しても、すぐに成果が出ないことがあります。焦る気持ちに駆られ、空回りしてしまう日もありました。

そんな私に、支えてくれた知人がこう言ってくれました。

 

「今の苦しみは、永遠には続かない。

笑える日もいつかやってくる。だから、焦らず“時”を待ちなさい」

 

この言葉に、何度も救わ

れました。今は動けなくてもいい。

動けない時間も、回復のために必要な “選択” なのです。

 

まとめ:小さな前進が、再出発の鍵だった

人生のどん底にいたとき、私は自分には何の価値もないと思っていました。

でも今は、胸を張って言えます。

「小さなことを少しずつ積み重ねることで、人は必ずやり直せる」

もし今、あなたがつらい状況にいるなら、どうか自分にやさしい言葉をひとつだけでもかけてあげてください。

「大丈夫」「ここまでよく頑張ってきたね」

それが、きっとあなたの再出発の第一歩になります。

 

 

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